ヘナカラーと通常のカラーの違いとは?

自然派志向の方を中心に人気のヘナカラー。
最近ではヘナカラーを扱う美容室も増えてきているので、耳にしたことのある方も多いのではないかと思います。
では、
通常のヘアカラーとヘナカラーの違いはご存知でしょうか??
聞いた事はあっても何が違うのかよく分からない、という方も多いと思います。
という事で今回は
通常のヘアカラーとヘナカラーの違いについてご紹介していきます。

 

通常のヘアカラーとヘナカラーの違いとは?

材料の違い

通常のカラー剤は、化学的に合成された色素や化学物質、髪を明るくする成分が含まれています。
明るくするというと、ブリーチを思い浮かべる方も多いかと思いますが、実は通常のカラーにはブリーチの成分が少し入っているんです。そのため、黒髪の方でも髪をある程度明るく染める事ができます。つまり、通常のカラー剤は髪を脱色し、発色させています。
一方ヘナカラーは、植物の葉から抽出される天然ヘナパウダーを主成分としています。植物性色素が髪を染める成分であり、髪に優しい自然由来の成分で出来ています。

 

発色と染まり方

通常のカラー剤は、髪の色を明るくし、様々な色味を発色させることができます。化学物質を含んだカラーは発色もよく放置時間20分程で綺麗に染められるのが特徴です。通常のカラー剤が1回のカラーでしっかり染め上げるものに対して、ヘナカラーは植物性色素なので、一度でしっかり染まることはありません。放置時間もながく、45分~120分の時間をかけてゆっくりじっくり染まっていきます。

 

持続性と退色

通常のカラー剤は、色持ちも発色も良く、1ヶ月~2ヶ月に1度のカラーで綺麗をキープできます。
ヘナカラーは通常のカラーに比べると発色やモチは悪いです。
ヘナカラーを何度も重ねる事で少しずつ髪色が定着していきます。
自然な仕上がりが特徴です。

 

髪や頭皮への影響

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通常のカラー剤は前述したように化学物質を主成分としているため、化学物質にアレルギー反応を起こす方も多く、通常のカラーが一生出来なくなってしまうなんて事も。
加えて、はキューティクルをはがして、カラー成分を内部に浸透させます。
キューティクルを無理やりはがすことで、内側にある髪を守るケラチンやタンパク質が影響を受け、さらにキューティクルが元に戻らず、カラーをするたびにダメージが蓄積されていきます。
カラーをすると、髪がパサつく、手触りが悪くなるのはそのためです。
それに比べてヘナカラーは化学物質を含まない自然由来の成分なので、髪や頭皮に優しく、頭皮が弱い方にもオススメです。
さらに、ヘナの成分が髪に栄養を与え、ボリュームや艶感がアップし、繰り返し行うことで髪がより健康的になっていきます。

 

まとめ

今回は通常のカラーとヘナカラーの違いについてご紹介させて頂きました。

モチや発色の面では通常のカラーの方がメリットを感じる方も多いかもしれませんが、アレルギーや頭皮や肌が弱い方でも安心して染められるヘナカラーは重宝しますね。
さらに、ダメージレスなカラー剤なので、長くカラーを楽しめるのも嬉しいポイントです。

自分にあった方法でカラーを安心安全に楽しみましょう!